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五日目 | |||
平成22年3月25日 | |||
徳島 最高気温 8.3℃ 最低気温 5.8℃ 雨後曇り |
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(十六番霊場〜十七番霊場) | |||
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るりざん いどじ しんぷくいん |
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秩父・最上・西国・坂東札所巡りへ![]() |
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瑠璃山 井戸寺 真言宗善通寺派 御本尊 七仏薬師如来 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ |
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御詠歌 面影を 映して見れば 井戸の水 結べば胸の 垢や落ちなむ |
御朱印 | 御影 | ||
井戸寺は天武天皇の勅願道場で白鳳二年(674)に開基され、そのころは妙照寺とよばれ、 八町四方の広大な境内と十二坊を有する大寺でした。 御本尊の七仏薬師如来の座像は聖徳太子の作で、脇仏の日光菩薩と月光菩薩は行基菩薩の作といわれてます。 弘仁六年弘法大師はこの地に留まり、御本尊を拝して修行され、2mほどの十一面観世音立像を刻まれて安置しました。 そして、この地方の水が悪いのを憂いて、錫杖で井戸を掘られたら、清水がこんこんと湧き出て大師のお姿が写されました。 そこでご自身の姿を石に刻まれました。 面影の井戸というのも、また、井戸寺の謂われもここに由来します。 この石の尊像に日を限って祈願すれば必ず願いを叶えてくれるので、それ以来日限大師として拝まれています。 後に、貞治元年(1362)の細川頼之の兵乱で堂宇は焼失し、その子詮春が再建したものの、 天正十一年(1583)の三好存保・長宗我部元親の戦いで焼かれ、 時治四年(1661)に蜂須賀家五代の光隆が建立したのが、近年焼失した本堂でした。 |